おりものにはどんな役目がある?

そもそも、このオリモノシートが開発されるきっかけとなった「オリモノ」には、どのような役目があるのでしょうか?

オリモノとは、膣や子宮の出口で作られる様々な分泌物が混ざったもので、膣内の潤いを保ったり、雑菌が入り込まないように守る役割があります。

膣や尿道周辺を「デリケートゾーン」とも呼びますよね?

そういうデリケートな部分を守ろうという、人体に備えられたシステムなのです。

オリモノの中には善玉菌が存在して、膣内の悪玉菌が増え過ぎないように働いています。

この善玉菌が何らかの理由で減ってしまったり、消えてしまったりすると、悪玉菌が増えすぎて「カンジダ膣炎」などの病気を引き起こすこともあります。

抗生物質を飲んだり、過労やストレスで体力が落ちた時など、要注意です。

カンジダはカビの一種のため抗生物質は効きません。だから抗生物質によって善玉菌が死んでしまうと、「邪魔者はいなくなった!」とばかりに暴れだしてしまうのです。

またオリモノは、生理周期によってその量が増えたり減ったりします。

例えば、生理直前や排卵期には量が増えます。注意深く観察していると、オリモノの量で「今月もそろそろ生理が始まるな」などと予測がつくようになることもあります。

ですので、単に量が多いからと言って「病気かも…」と考えるのは、早合点と言えるでしょう。

どんなおりものシートを使っていますか?

日本人の服装が着物から洋服に変わって以降、日本人の生活はそれまでとは大きく変わりました。

特に女性は、着物の下には裾よけを巻くだけで下着というものを身に着けていませんでした。

しかし1932年の白木屋デパートの火災で、下着を履くという文化がなかった当時の女性達が「多くの野次馬たちに大事なところを見られてしまう!」と、ビルから救助されることを拒んで亡くなった事件をきっかけに、下着を履くように変わっていったと言われています。

さて、日本の女性が下着を履くようになった当初は、下着といえばファッション性に乏しい「ズロース」しかありませんでしたが、その後どんどんおしゃれなショーツなどが輸入され、「下着は見えないおしゃれ」として定着していきます。

そしていつしか「お気に入りの下着は長く愛用したい!汚したくない」と考える女性が増えたのでしょうか?

1988年に、日本で初の「オリモノシート」または「パンティライナー」と呼ばれる、月経時に使用するナプキンよりも小さく薄いナプキンが発売されました。

さて、私は幼少時からバレエを習っており、現在はバレエを指導しています。

最近の大人バレエの生徒などはみんなかわいらしいスカート付きのレオタードなどを着ていますが、私が子供の頃通っていたバレエ教室では「ピンクのタイツの上にシンプルな黒のレオタードしか着てはいけない」など、厳しい決まりがありました。

しかしそれだと、普通のパンツをはいていたのではレオタードからパンツがはみ出る、いわゆる「はみパン」となってしまいます。

それが小学校高学年くらいになると気になって仕方なくなり、バレエ用のTバックに近いベージュのハイレグショーツか、水着の下に着るサポーターを履くようになりましたが、普段のパンツと違う違和感はぬぐえず、考えた結果ベージュのハイレグショーツと合わせて導入したのが、この「オリモノシート」でした。

使用開始当初は、販売されているオリモノシートの種類も限られていたため、あまり深くは考えずに選んでいました。
しかしバレエのレッスンは汗を沢山かくため、素材によってはかぶれて痒くなったり痛くなったりするということが分かりました。
そこで現在では、コットン素材でなおかつ無香料の、なるべく刺激にならないものを選ぶようにしています。